痩せると変われると無垢に思っていた。
痩せればスーパーマンや仮面ライダーにでもなれるような気さえ起こしていたのかもしれない。
そんな錯覚をおこしたのも、幾千ものダイエットの物語を耳にしていたせいだ。
有象無象の成功体験に自分を投影し勘違いしていた。
結果として痩せたが、変わりたかった部分は変えられなかった。
根暗、内気、人見知り、コミュ障。全部、太っているせいにして逃げてた。
自分が傷つくことを恐れ何もしなかった。
性格は変えられなかった。
痩せても何も変わりやしねぇ。
身体が少し縮むぐらいだ。
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