太るとは体質のせいなのか。

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 某ブログで「ヒトはなぜ太るのか?」という本のレビューを元にダイエットに関する記事を見た。私はその本を読んだことがない。だからブログのレビューをそのまま鵜呑みにするのは危険だと承知の上だったが、なんて残酷なことが書いてある本なんだと落胆した。

 そのレビューには「太るとは体質」のせいであると断言している。食べる量が多いか少ないは関係ない。その根拠として「大食い」であるが痩せている人がいることを挙げる。そしてなぜ太るのかという”問い”にたいして「糖分(炭水化物)」が原因であると言い、炭水化物の摂取量を減らせば良いと結論づける。

 「太るとは体質」だと言いながらも、なぜか「糖分の量を減らせば」痩せるという結論に辿り着くのか。糖分ってのは「体に蓄えることのできるエネルギーであり、それが脂肪となり太る原因なんだぜ!」ってことを言ってる。つまり「太る体質」とは「脂肪をため込みやすい」体質ってことである。

 そういう風に僕はブログを読んで読み取りました。

 つまり俺って太りやすい体質であり、世の中の安価でうまい食べ物のほとんどが炭水化物をもとに出来ている現状だと、食事を楽しんで生きるってかなり辛くないか?ってそもそも太りやすい体質嫌だああああああ。と絶望したんです。

 ただ、このブログには矛盾点もあります。「食べる量を少なくして運動すれば痩せる」ことについて否定しています。「太るとは体質」のせいであり遺伝子レベルの問題であるからと理由を述べているが、「貯め込んだ脂肪」の使用、つまりエネルギー消費については言及されていない。貯め込んでいるのは何のためなのか考えれば、使うために決まってるわけで、摂取してるエネルギー少なかったら、貯めこんだ分をエネルギーとして消費する。つまり痩せるって図式にならないっすか?なんて思っています。

 でも結局のところ人間の体については全然解明されてない部分も多く、新しい説や論文が出たり、古いものは変わってたりしてるので何が正しいのかわからないよね。

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